個別指導塾というサービスは、中学受験の動向に敏感に対応してきました

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中学受験を目指す小学生は少なくありません。中学受験が人気を博したのは最近のことではなく、すでに何十年も前から続いている現象です。
もっとも、中学受験については時期によって少しずつその傾向に違いを確認できます。たとえば、個別指導による指導サービスの影響です。最近は、教室に小学生を集めて授業を開くというオーソドックスな指導形式をとるところばかりではありません。個別指導塾や家庭教師の派遣を専門的に行うサービスも人気があります。特に個別指導塾は、さまざまなメリットがあることから近年注目度が高まっています。
どのような形式の学習機関であっても、最新の中学受験の事情に素早く反応して、的確な受験対策を講じられるように対応していることがほとんどですが、個別指導を中心とした塾の中には、最近増えてきた公立の中高一貫校への受験対策をセールスポイントとしているケースが目立ちます。中間一貫校はもともと、私立の学校にとても多い形態でした。いわゆる「エスカレーター式」と呼ばれるタイプに分類することも可能です。もっとも、必ずしも大学も付属となっているとは限りませんし、実際に大学受験は別途必要となることが多いのですが。
いずれにしてもこうした形態の学校の中等部に合格を果たすと、高校受験をしなくても高校に自動的に進学できることから、このタイプの学校を好む家庭もたくさんあります。ある時期から、公立の学校であっても中間一貫校の形態をとるケースが増えました。そして個別指導塾や家庭教師の派遣サービスの中には、こうした新手の中間一貫校への受験対策に力を入れているところも出ているのです。
高校への進学が約束されるという従来から続くメリットに加えて、公立であることから学費の点でもリーズナブルな出費に落ち着くチャンスがあります。これは、不景気が続いた過去20年の日本社会においては、とても魅力的なメリットとしてたくさんの保護者の目に映るものでした。わが子に楽な道を歩ませるにあたって、比較的低額の予算でもそれを実現できるわけです。
個別指導塾の側も、まさにそうしたメリットに着目して、質の高い受験対策の強化に情熱を傾けてきたといえます。このように個別指導というサービスには、比較的新しいスタイルであることを活用して、中学受験の業界に巻き起こる新しい傾向に臨機応変に対応してきたという側面があるのです。これからも個別指導塾は、受験や子供たちの学習環境を絶えずチェックしながら新しい受験指導サービスを考案していくことでしょう。

2014年4月21日